試合開始早々から火神がゾーン突入でぶっとばしおってからに、おおお気合入ってんなあどうなんだ！！と思っていたら赤司様に頭が高いされてまいましたねー(；´∀｀) そこで一気に士気が砕けるかもしれん、ってシーンの緊張感すごかったな。ノッてる時だからこそ、その勢いを挫かれた時の精神的影響のこわさってありますよね。日本シリーズでもヒット打ってこれから！って場面でゲッツー取られたりするようなの、ありましたなぁ。
でも、そんな場面での誠凛先輩ズの頼もしさとっても良かったー！水戸部先輩！こういう状況で空気を切り替えるには最高の人選ですね！先輩達が火神にかけている言葉はさして多くないんだけど、その背中はとても逞しく頼もしく映りました。これまでこういう状況描写は台詞で説明する事も多かったけど、こうして画で語る描写良いですよねー私好みです。


しかし今回、黒子っちの異変が顕在化してしまったという…。実はエース火神が赤司様にうっ倒された時より、こっちの方が相当深刻な問題なんじゃないかと思いますよううう。まずチームとしての作戦・戦略の変更を余儀なくされるしね。
チームの影としてだけじゃなく、ひとりのプレイヤーとして戦いたい。って頑張った結果が、唯一持っていた輝ける才能すら潰してしまった…って、皮肉が強烈過ぎてゾッとしましたわ。青峰が特訓つけてた時に赤司様が何故こんな副作用を生み出してまで黒子のスタイルを認めたのか、てのを訝しんでた事あったけど、あん時は黒子の成長を妨げていたともとれましたがちゃんと理路整然とした理由があったんですね。こわいしつらい。
んでこれが試合真っ最中のこれから怯まず戦ってくぞ、ってムードに持っていきたい場面で判明してしまった、てのがまただいぶ厳しい展開だよなぁ。急ピッチで作戦変更しなきゃいけない、し誠凛の選手層を考えると打てる手数はそう多くないしね。王者との決勝戦で、これは相当な逆境かと。
幸いなのは、まだ第1Qで黒子自身が立ち直る時間的可能性が残されている点でしょうか。打開策を見つけるのは全く簡単じゃないだろうけど、何とか限られた時間の内に見つけて乗り越えて欲しい。まず打ち砕かれたメンタルを持ち直すところからかな…今回ばかりはどう活路を見出すのかちょっと想像がつかないので、祈る思いで見守ります。