こんにちは。
今回の黒子関連に関わる一連の騒動、並びに冬コミサークル参加に関して、自分なりに考えがまとまってきましたので、少し遅れましたがご連絡致したく思います。

まずはご存知の方も多いと思いますが、この秋口辺りから黒子のバスケや作者藤巻先生に関連する様々な企業・団体等に対して、悪質な脅迫事件が相次いでおります。
その事件を受けまして、コミケット準備会より下記のような要請が通達されました。
コミックマーケット８３における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ

概要としては、黒子ジャンルを始めとするC83における全サークルスペースにおいて、黒子関連の発行物の頒布(販売・配布)の一切を見合わせて欲しいというものです。
黒子サークルについては、スペースを休憩・交流及び黒子以外のジャンルの発行物を頒布する場合においてのみ、参加可能となっております。

ですがその要請を受けまして、拙サークルも今回のコミケへの参加を見合わせる事と致しました。
他ジャンルの本を持参しての参加も検討しましたが、やはり考えた結果今回はすっぱり参加そのものを控える事に致します。

このような事態になってしまった事は大変悲しく、残念な思いでいっぱいです。
大好きな気持ちを同人作品という形で表現する機会を、理不尽な犯罪により奪われてしまう、という事が何てつらい事なのだろうと。
ですが今回の措置は、参加者全員の安全を第一に考え、そして今回の黒子スペースの参加者も含めた全員の「今後の創作活動を発表出来る場」を守る為に、準備会が下した苦渋の決断だと理解しています。
ですのでコミケがどうか恙なく開催されるよう、同時に一刻も早い事件の解決を願ってやみません。

このような事態になってしまったもので、今回発行予定だった新刊はまたの機会に見送る事となりました。
やっぱり同人誌を発行する事は大好きなので、作業自体はもそもそと進めつつ。
また新たにお知らせ出来る事がございましたら、随時こちらのブログやHP等でご連絡して参ります。


最後になりましたが、今回の件で色々気にかけてくれたり励ましてくれた周囲のみんなに、この場を借りてお礼を言わせて下さい。優しいお気遣い本当にありがとうございました。
第一報を聞いた時一緒にいて動揺している私の話を優しく聞いて下さったり、Twitter等でうじうじ悩んでたところをあたたかく励まして下さったり。
中でも同じ境遇となってしまったSさんと発表当日に電話でお話出来た事は、本当に救われました。参加や同人活動についてもですが、やっぱり辿り着くところは黒子のバスケという作品が大好きなんだよねあのシーンこのシーン良いよねって話で、塞ぎかけてた気持ちが楽になりました。話せて良かったー。
改めて今度とも、どうぞよろしくです。


それでは、最後になりましたが、参加される皆様にとって楽しいコミケになります事を願っています。
そしてまた平穏な気持ちで同人活動を行える日が、早く訪れますように。