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すっかり遅くなりましたがワートリ本誌120話感想ログまとめ。1週休載だからって次の掲載までにまとめれば良いやーと余裕ぶっこいてたら、こんな間際になってしまいました。


ヒュースが置いていかれた理由とそれが意味する事態、がエネドラの口から、口?から語られましたね。ヒュースは自分がそうされるとは知らずに遠征に同行していた事、だけでなく自分が置き去りにされる事でエリン家当主に振りかかる命運を察したから、迅さんと交戦中に「なんでおまえは置いていかれるんだ?」と言われて激昂したのかー!と分かってまたまたアハ体験!あの場面、単に仲間に裏切られるだけじゃなさそうな表情にさっと変わったなーと思っていたんですよね。今回語られた背景で、またひとつ大規模侵攻編での描写に含まれる意味が判明した気がしましたよ。やがてその意味に気づく物語…。
エリン家はヒュースにとって主家であると同時に、自分を育ててくれた家族でもあるんだなー。経緯からしてある意味本当の家族よりも恩義が上乗せされてるだろうから、余計思い入れが強いのかも。当主がどんな人なのか気になって仕方ない…同年代だったら兄弟みたいなもんなのかも。
そういやネット界隈でエリン家当主についてはやはり話題ですが、女子キャラ来い来いという期待も大きいのだけどその度に「あまり夢を見すぎると自分が苦しむぞ!冬島さんの時を忘れたのか!」とも言われてて冬島さんは一体当時どんな期待をされてたんだろうw その頃は世間の評判まで追ってなかったからわからんのですよねー。今回も境遇から幸薄そうな清楚系美少女(三輪姉似)なんかを想像してたら、ゴッツくて男気溢れるおっさんキャラだったりする可能性もあるのか… ……それならそれで期待が高まりますが。
遊真がさらりと「生贄」という言葉を使っているのにまたぞくっとする。そうだよな神だの何だのと表現されてるけど、端から見た事実はそうなんだよな…。それをずぶりと言う遊真が如何にも遊真らしい、こういう時に遊真の人生の壮絶さが垣間見えるなー。これまでも彼の言動のちょっとしたところにこういう暗さを感じてて、たまにじわっと重い気持ちになります。良く感じるのはランク戦で大抵の隊員が相手を「倒す」って表現してる中、遊真は「殺す」って言ってたりするんだよな。

エネドラとヒュースにこしょこしょするハイレインの図がかわいいw しかしほのぼの絵に反して狡猾である…両者とも性格は違えど根は単純だから、まんまとやられたんだなー。
ヒュースはこれからどう動くかねー。心は許さず静かに国へ帰る好機を窺っているのだろうけど、陽太郎は割と本気でヒュースを気に入ってるっぽいから、事が動き出したらひと騒動ありそうだなぁ。非情に振舞い制止を振り切って袂を分かつヒュースに泣きじゃくる陽太郎、とかもありそうで切ない…。反して陽太郎の熱意をきっかけに玉狛みんなでヒュースの力にならんとする展開もあり得そうで、そちらも熱い。どうなるのかどきどきだよー!

生きた人間が人柱となって星を支える、という衝撃の事実を聞いても、修がさらりと受け止めて自分達の目標に専念しようとするのは「自分がそうするべきだと思った事をやる」って信念を実に良く表してるなと。そもそも彼は、こういう場面で「そんな非人道的な事が許されるか!」みたいな正義感を振りかざすタイプのヒーローではなかったね。
今修が「やるべき」と思っている最優先のひとつが「レプリカと遊真の再会」で、その為と考えるとヒュース達の事情ですら「手を組める可能性」としての「有意義な情報」である。けどだからって冷たい訳ではなく、単に自分の世界の価値観だけで相手の事情にずけずけ立ち入ったりしないだけかなと。実際近界の事情では寿命が近くなった「神」の交代は避けられない事象で、感情的に人の命は尊いんだーとそれを阻止しようとしたところで、じゃあそれによって生じる可能性のある星の消滅やそれで失われる諸々についての責任は取れるのか?と考えるとね。あの場面での修がそこまで事情を慮っているかと言われるとまた違う気がするけど、何て言うか自分が割けるリソースの限界を自然と弁えていて、それをどこに向けるかを「選択」出来る人なんだろうなぁと感じた。レプリカ先生の台詞に代表される「何をすべきか決めるのは、他者ではなく自分自身だ」というのは、ワールドトリガーにおいて描かれるテーマのひとつでもあるように思う。
同時に修は「諸々の事情があったとしても、目の前の人間を見捨てて良い理由にはならない」乃ち「自分がそれをやるべきだと思ったら、どんな事情があっても目の前の人間を救う為に尽力する」事もする人間だから、この先例えばレプリカ絡みの事で目処がついたり、ヒュースがもっと修にとっても仲間に近い存在になったりしたら、修の中での「そうすべきだと思う事」も変わってくるかもしれない、かなと。もしそこら辺が描かれるならばきっときちんとした描写があって、納得のいく展開するだろうなという期待はあるので、色んな可能性が考えられて想像するの楽しいですね。

あーそういえばエネドラッドの存在は、アフトつうかハイレイン側は想定してるのかなぁ。角解析してトリオン兵に埋め込んだら残ってた人格が息吹き返した…なんて事までは想像つかなくても、エネドラの遺体を放置したのが角解析の可能性を承知してのものだったのかどうか、はちょっと気になってきた。トリガーの性能面では近界側がやはり突出してるけど、科学技術的な発展は玄界に分がありそうに見えるし、角を解析される可能性を考えてたのかは気になる。
…もし角に侵された脳の一部が残留する、事までハイレイン側が把握してたなら、下手したらエネドラの思考込みで作戦立ててくる可能性も…?なんて。ヒィ。そうしたらハイレインさん一気に知将の名を欲しいままにしそうですなー。


遊真はこれから個人ランク戦かー!今度は誰と会うのかなぁそちらの様子も描かれて欲しいなー!
カゲさん念願のサシバトルに期待かかるがそうなると影浦隊絡みまくりだな、って思ったけど、良く思い返せば対戦前から千佳とユズル、遊真とカゲさんとやたら影浦さんちとはご縁があった。このまま家族ぐるみのお付き合いに発展しかねない勢い。違った部隊ぐるみのか。違ってない気もするのがまた。


そして千佳ちゃん出穂ちゃんユズルの同い年トリオの試行錯誤、結構本腰入れて続いていた!もおおおここかわいいほんとかわいいよおおおお!!!
「結局ユズルの師匠が正しかったわけかー」って台詞から、3人があくまで自分達で考えながら色んな事を実際に試してみて、やっぱり最初の鳩原さん考案のスタイルが一番だねって結論に辿り着いたっぽいのが良かったですね。ユズルなんて以前A級にいた部隊の一員だし、個人の力量では立派な精鋭クラスなのだけど、そんな彼が新米の千佳ちゃん出穂ちゃんと一緒にあらゆる可能性を実践して模索して考える、てのをしっかりやってる姿がとても良いです。そしてそれにみんなで一喜一憂してまた挑戦する姿が微笑ましい。
千佳ちゃんの「同い年のみんなとわいわい考えるの楽しい」って言葉にもじんとしたり。千佳ちゃんにとっては気兼ねなく話せる同い年の仲間って、この二人が初めてなんだなぁ。師匠はパーフェクトな筋肉さんで何でも知ってるし、頼りがいや安心感は感じてたろうけど、みんなで失敗しながらあれこれやってみるの新鮮だったのかもなー。千佳ちゃんが嬉しそうなのがとても良い…。
何かボーダーの隊員はみんなこうやって、仲間達と知恵を絞り合ったりして力をつけてってるんだなーと感じられました。だから同じポジション同士とか、気軽に話しやすい同い年同士の親睦が深まったりするのかなーと。日頃の関わりが深そうなのはA級B級といったランク別な気もするし、年齢というより入隊時期が近い方が距離感近そうに思うけどなぁと感じていたのですが、そういうの抜きにした同年代同士の付き合いも深そうなのが面白いですねボーダーって。

んでさあああそん時のユズルの表情がなんともはやもうさあああ!!!オレも楽しいけど……って内心思ってる時のユズルおまあああああああもおおおおおおおおそれを!!本人の前で!!言え!!ないのねそれが良いウブいかわいいいいいい(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)
「オレも……基本的にヒマだから……」のこの三点リーダと「基本的に」って表現が絶妙に思春期で良いですねまた。「ヒマだよ!またいつでも来いよ!」ってガツガツした事言えないんですよこの子は。奥ゆかしい純情ボーイなんですよ。ヒカリちゃんと一緒にニヨニヨしちゃいますよねニヨニヨ。青春だな。
ユズルはおまえもうおまえさんの千佳ちゃんへの一連のあれこれはまぁ色々あっての色んな思いがあってのそれなんだろうようと私も色々考えたけどやっぱりほらねまぁそういうあれなんだねよし!良くわかった!(何)ユズチカはユズルの若干無自覚なもだもだ初恋路線を推していましたが、ユズルがここんとこの流れですっかり男を上げたので、最近はおまえさん本気で千佳ちゃんの事大事に思ってんならあれだよレイジさんとこちゃんと挨拶行くなら私ついてってあげても良いよって思うようになってきました(邪魔)。でも私ラグビーやってなかったし交渉力には自信がない(邪魔)。レイガスト10連パンチかガトリング千本ノックかくらいは選ばせてもらえるかもしれない…トリオン体なら大丈夫だよ(無責任)。
まぁこんな好き勝手語ってますが、実際レイジさんもし千佳ちゃんにとって幸せな未来が待っているだろうと思える真剣な思いを抱く相手が現れたら、そっと見守る気がするなぁとは思っています。保護者感への信頼。しかしもし千佳ちゃんがこの先4年後くらいに、レイジさんへの感情が師匠としてのそれよりも強く熱い思いに深まっていた場合は、その気持ちを受け止める男気がありそうな気もしてて。ユズ→チカ→レイジな未来もありえるのかもしれない…そういうレイチカにもちょっと思いを馳せています。要は千佳ちゃん次第か。作中で描かれるかは何ともわかりませんが今後が気になるーなるー。

千佳ちゃんが修達の邪魔をしたくない、って言ったとこで、また思うところがある感じのユズルが印象に残るな。ああやって仲間に遠慮するとこ、やっぱり鳩原さんと重なるとこあるのかもなーとか。鳩原さんの「やっぱり」って台詞から、きっとチームに貢献出来てない負い目を感じてた人なのかなと思うので。
だから千佳ちゃんにはそんな風に自分を責めて潰されてかないで欲しい…って思いがさぁ…あるんじゃないかと。健気じゃねぇの…。


そういや鉛弾ってどのタイミングで消える?んだろうなぁ。黒トリ争奪戦終了時、嵐山さんは三輪さんに「これ取ってくれないか」みたいな事言ってたよな。トリガー解除したらそっちも消えるかと思ったけど、ランク戦でくまちゃんが仕掛けたメテオラはベイルアウト後も生きてたなぁ。もし撃ち込んだ側の意思でもってしか解除出来ないなら、ますます無慈悲なトリオンモンスター弾が誕生する予感なのだが…。
まぁ一応可能性高そうなのは、トリガー解除(ベイルアウト含)後一定時間経過だろうか。くらった側が自力で削いだりは出来ないのかな、シールド貫通する仕組みだけどトリオン構成の武器ならどうだっけ…何か前に説明あった気もするけどどうかな。
とりあえず、千佳ちゃん鉛弾が実際に使われる日が来るのが楽しみです!遊真や修と連携した回避狩りとか、見られたら熱いなー!今回出てきたアイビス鉛弾も、置きトラップとしてじわじわうぜえお邪魔効果を生み出せるかもしれないという期待もひっそり持ち続ける。マリオカートのバナナに忘れた頃に引っ掛かるみたいなあれ。



後半の緊急会議後の面々もたしかなまんぞくでしたわー。三輪さんが太刀川さん迅さんに声かけられた時の顔と次の頁で東さんに返事してる時の顔、内心を隠しきれてないあからさまな表情の違いに、この子はやっぱり根が素直な良い子なんだなとしみじみ感じました。こういうとこバレバレなのがかわいいよな。って太刀川さん迅さんも思ってそうなのがまたかわいいよな。しかしある意味こんな子供っぽい本音だだ漏らし渋面を見せられる辺り、寧ろこれ仲間としての信頼はある証なのかなぁと思ったりもした。本当に警戒している相手には、完全にそれを隠した外面の表情を作れる人なんだよね。初対面の修が近界民と繋がってると睨んでた時とか。
東さんは三輪さんの事「秀次」って呼ぶんだなー。古株だから誰でも気軽な呼び方してる人でもないし、やはり背景があるんだろうな。月見さんを介したりで、割と付き合いが深い可能性もあるのかなぁ。
改めて見ると「秀次」って名前にじんわり切なさ感じるな、お姉さんいたんだよね…まぁ立場としては長男ではあるんだけどさ。因みにお姉さんへの強い感情を見るに、とりあえずきょうだいは二人きりなのかなぁと推察しています。
東さんと沢村さんの同期の桜らしいやりとり!いいなぁ!沢村さんの現役時代とかほんと知りたい…!

そんで嵐山さんが迅さん気遣ってるシーンにじわっときた。「何かあってもお前一人の責任じゃないからな」って、優しさと一緒に仲間として力になろうとする気概も感じられて熱いなぁ。背負い込みがちな迅さんの気質を熟知しての言葉なのかもしれない。と修達への負い目を語ったシーンを見た後だと感じられたりもして、ますますグッッと。それに「強い仲間を当てにしてるよ」って自身の「信頼」を伝えて返す迅さんとの関係、いいな。


さて、今度の近界民来襲はどんな形になるのだろう…。迅さんの言葉から広く一般人が巻き込まれるようなもんではなさそうだが、そうなるとやっぱ捕虜の奪還とか始末とか静かに進んでく事なのかなぁ。
それでひとつ考えてるのは、やはりヒュースの方への接触が何かしらあるのかなぁという。迅さんがヒュースにやけにトリガー返させようとしたの、こうなってくるとえらく気になってくるなぁ。迅さん民間人の被害の可能性は低いとは行ったけど、詳しく触れてない何かがある可能性は大いにありそうで。



やっと明日には続きが読めるー!楽しみだ…どきどきー。

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しかし詳しくはない半端者です。基本好きなものを気の向くままに。

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