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周回遅れになってしまいましたが、ワートリ121話の感想まとめー。


今週のワートリは、冒頭の陽太郎がなもうな、もうめっちゃ良かった…!打ち震えたよ…!グッッときた!!お子さまにしてあの男気と優しさと包容力と…何なんもう…最高ですよもう男は年齢じゃないんですよこれね。なお5歳児の模様。
ヒュースの表情見ればわかるけど、今までで一番心がほぐれたんじゃないかな。陽太郎の言葉で。ずっと眉根に力が入ってて隙も感情も見せまいと固い表情をしていたヒュースが、すごく自然に力を抜いた顔をしていた。とても良い表情だった。
これまでのほのぼの玉狛ライフでもこれは懐柔策だと察して享受はしつつも心は許さず、修達の新メンバー探しの段で確信を強めて警戒心をむき出しにしたけど、何なら自分を仲間に引き込む風にも見えた陽太郎が国に帰れずいる捕虜の自分を思いやっているのを見て、ヒュースも心が動いた感じがする。ボーダーが帰国の措置を取ってくれる訳はないと覚悟は決めてたみたいだし、でも事情があるからチャンスがあればどんな手段を用いても帰ろうとした(する)だろうけど。
もしかしたらこれが、ヒュースが陽太郎には事情を話すような気を起こす足掛かりになるかもなぁ。場合によっては玉狛所持とやらの遠征艇で、ヒュースを国に送り…がてら修達も同行、なんて漫画的には出来なくもないけど、やはり三雲隊にはまずは正規ルートでの遠征を目指してもらいたいな。

しかし陽太郎は、ここまでヒュースの事を「ほりょのしんいりだな、くるしゅうない」みたいな子供らしい無邪気な受け入れ方をしてるのだと思ってたから、今回の言葉でちゃんとヒュースの置かれてる立場も理解してその気持ちを思いやっている、という度量の深さに本気で心が震えた。あれこれ構っているのも自分が遊んで欲しいのかと思っていたけど、国に帰れずにいる心細さを紛らわそうとしているのかもしれないな。
いつか来るだろうヒュースと陽太郎の別れの時は陽太郎がわんわん泣くかなと思ってたけど、今話見たらあの腕組ポーズで「よかったなヒュース、げんきでな」とかってキリリと送り出し…た後にひとりになったところでぐしっと泣きそうだなぁ、なんて妄想してたらマジで涙が出てきた。しかし陽太郎のこの達観ぶりね、やっぱり何か事情のあるお子さまなのかな…?との疑問がまた強くなってくる。良く言われてる第一次侵攻で母親亡くしてるとか、ありそうで…確か4年位前だから、生まれて1年経つかどうかくらいなのか…本当にそんな境遇だったら、ちょっとこれつらいな…。
らいじん丸のおなかさわるとあんしんする、と言った陽太郎の言葉も、ちょっと暗い方に考え出すと何だか切なくもなる。あのおなかをさわって「あんしんした」事が実際にあったのかなぁ…。


絶賛接近中のガロプラの皆様も本格的に紹介されましたが、彼らの立ち位置がまたニクいですね。アフトの属国とはいうけれど、「命令だから任務は遂行するけど、こっちが面倒被ってまで全力で取り組む義理はない」くらいのモチベーションでやってくる(一応の)敵キャラって、少年漫画としてシブすぎる。そんなガロプラさん@がんばらないな様子は何だか妙な親しみを感じるというか、どうせ身を削って十二分な成果挙げたって大して還元されないし次からはそれが当たり前になって上司からの要求は増えていくしで大変だもんねぇわかるわーみたいな、上司…?
そしてこのイマイチ乗り気でないモチベーションが、同じくまともに戦り合わず済むなら願ったり叶ったりなボーダー側にとって付け入る部分がありそうで興味深い。どのくらい粘って時間を稼ぐつもりかにもよりそうだけど。
対アフトの時みたいな派手な交戦はないかもだけど、やっぱり多少の鍔迫り合いぐらいはするかなーと個性ありそうなガロプラ勢の戦い方も気になります。天下御免の向こう傷隊長はやはり歴戦の勇士だろうか、レイジさんとガチムチバトルやってみてほしいが当人にやる気があるのかどうかなw
そういやロドクルーンが出すというトリオン兵のドグ…ドグってあれさ…犬型トリオン兵?荒船さん……さぁ…… …大丈夫?いや何がって、犬……まぁ狙撃手はそもそも寄られたら負けの世界だから(震え声)。とりあえず未知の犬型トリオン兵を前にした瞬間颯爽と高いところに登ってプルプル震えているアクション派狙撃手への夢は捨てずにおきますね。
そんなガロプラさん達ですが、取り合えずいきなり攻め込まずに「まずは実地調査」とか堅実な事おっさってるので、街中で修達なんかとすれ違ってたりする描写あるのかもな。千佳ちゃんだけが何か異変を感じ取ったりとか?


これまでのさりげない描写で薄々わかってはいたけれど、やっぱり遊真本部に来ると迷うんだなw 方向音痴とまではいかんのだろうが、そういや割と序盤からレプリカ先生に訊きながらひょいひょい進んでたからたぶん感覚派なのかもしれない。自分からは進んで頭を使って覚えないタイプ。
そんな遊真を親切に案内してくれたのが柿崎隊長!大規模侵攻編以来の登場だー!あの時を今振り返ると柿崎さんも荒船さんや鋼さん辺りと同じくらいの存在感で描かれてたから、先の2人が掘り下げあった事で柿崎さんもくるかな…?と思ってたからばっちり出てきて嬉しい!次対戦かー!
やはりと言うか見た目に違わずと言うか、かなり兄貴肌な兄ちゃんっぽくて楽しみだなぁ柿崎さん(*´∀`)♪隊員達も気になるよね!オペ子ちゃんもね!
加古さんの出会い頭の遊真逆ナンにどきどきしつつ、速攻でおことわる遊真を頼もしく思いつつ、加古さんの狙いが気になります…!本気だったのどうなの!?才能のある人間が好きな加古さんのお眼鏡に叶うのは至極当然だけど!
加古隊はガールズチームなのコンセプトなのかと思ってたけど、今回の真意次第では寧ろ「才能のある頭文字K」である事が最重要である可能性がw 黒江ちゃんと同郷で負けず劣らずの実力ある緑川が選ばれなかったのはそういう…?若しくは「才能のあるちっちゃくて愛嬌のある頭文字K」。風間さんの事気に入ってそうなとこ見るに。それにしても加古さんの清潔感あるスキニーな着こなし良いなぁ…。憧れるわーああいう女性。


そして!ラストの!嵐山隊室での衝撃の事実にまた打ち震えて終わりました…!!木虎…!!
木虎の事を知って、これまでの彼女の行動や振る舞いがまた全然違った意味をもって伝わってくるなぁ。やがてその意味に気づく物語…。つうかこのキャッチフレーズ群がまた本当にじわじわとしみてくるのがまたすごい。
時枝先輩の「苦労した」って表現がまた、言い回しの妙を感じるやつでね。「苦労」って言葉が今正に修がないもの振り絞って頑張ってる姿を連想させて、真に持たざる者な修と戦闘センスは抜群な木虎は違うけど、険しい道のりを乗り越え(ようとしてい)る者同士共有出来るものがあるのかもと思わせる。
木虎と修の決定的な違いは、木虎は戦闘のセンスにおいては当初から圧倒的なもん持ってたんだよね。訓練用バムスター戦闘訓練でいまだに語り草になるくらいの。でもだからこそ、高みを目指せる力があったからこそ恵まれてなかった部分が浮き彫りになって足枷になって、普通の人にはない「苦労」をしたのかもしれない。先のランク戦で修が短期集中訓練の成果を生かせぬまま即落ちしたのを「努力なんてそんな簡単に報われるものじゃない」と言い切ったのも、今思い返すとしみてくるものがあるな…。
修だって防衛任務中心のヒラ隊員としてならそこそこまあまあの実力ついてきてる、と評価されてるけど、目指すものは遠征部隊入りという遥か上の方にあるから、それでなくても頑張らねばならんとこ更に心身削って頑張ってるんだよね。己の持つ力相応のその上を目指す、という事の難しさを木虎は知っているんだろうな。ランク戦前に木虎が修を「まだその段階にない」と言ったのを今考えると、あれは単に実力不足だって意味じゃなくて、今回修が語った「自分がチームの中で出来る事は何か」って部分がわかってなかったから、だったんだろうなと。

そして修がそれに気付いたな、と時枝先輩も判断して、木虎の事を話す事にしたのかなぁと思う。ここも最初に教えを乞いに来た段階で木虎に振らなかったところに、時枝先輩や嵐山さんの仲間思いな面が伝わってくる。修の熱意を尊重しただけじゃなくて、木虎の気持ちも守ってたんだろうな。
あの今週のワートリできっと世間的にはオサキト的な期待値が盛り上がってるのかなって感じは受けるのですが、それはそれとして分かるのですが、私はちょっと何か時キト?時虎?の可能性を探りたくなってきたりなんかしています…。時枝先輩の木虎への優しさが今回で改めて描かれた気がしてね、嵐山さんみたいにはきはき力強い形とは違って、基本自分からは口を挟まないけどいつもちゃんと見ていて的確なタイミングで助力してくれるような、マジデキるきのこさんですわ。そういえばあの黒トリガー争奪戦で木虎のフォローしまくってたね時枝先輩。デキる先輩として後輩のフォローもばっちりこなす、って印象だったけど、今回の話でトリオン量の少ない木虎を無理させないという側面もあったのかと思うと…!うわーほんと新事実が出る度、過去のシーンにどんどん新たな意味が加えられていくよこの漫画!
時枝先輩もじわっじわっと好きになってきたキャラです…。最初別キャラと見分けがつかないとか言ってたの今では本当すみませんでした(平伏)。デキる隊員で頼れる先輩で優しい男の子で、良いです…。

そして今週の木虎の事を知ってまた思い返すと、嵐山さんが修の特訓ひと区切りついて木虎になにかあるか?って話振ったの、あれもタイミングを探ってたのかもしれないなぁ。今回の時枝先輩の判断みたいに、修が自分の方向性に気付くのか木虎がその気になるのかを待っていたのかも。
嵐山さんも時枝先輩も、いずれは木虎から修に教える事を考えていたのかなと今思えば。それは修にとって有意義な助言になるだけじゃなく、木虎がここまで苦労して頑張って築き上げてきたものを、今度は伝える事でその価値を知ってほしい、苦労が報われてほしい、みたいにも思ってるのかなとも感じた。嵐山隊については以前から、木虎の非凡な実力に対して発展途上な内面を嵐山隊長始め先輩隊員達が反発する事なく受け入れているのが印象的でして。人間の出来た人らだなぁとずっと思っていたのですが、今回の件で木虎の事情や苦労を知る故の優しい見守りなのかなぁと感じてきた。
特に嵐山さんが隊長とエース兼任してたところに木虎加入したという流れ、木虎が非凡な戦闘センスを持ちながらトリオンの少なさに苦しんでもがいていた時期と重なってたりしたら、そこで何かエピソードがあったかもなぁなんて想像も。恩人だったりする可能性もあるかもな。
嵐山隊は広報向けとして上層部の意図も他隊より強く反映されてるチームでもあるから、木虎加入が誰ら辺の考えなのかはまだわからないけど、抜擢された時の木虎の心境はどんなだったのかなと考え出すと色々膨らんでくる。
まぁそういう木虎を見守ってきた先輩として、今度は誰かに自分が積み上げてきたものを伝えるというこれまでと違った「苦労」をもって、木虎にも人間的に一歩成長してほしいなぁなんて時枝先輩や嵐山さんは考えてるかもしれないなぁと思ったり。自分が出来るようになった事を今出来ない他人に教えるのってとても難しい事だから、今の木虎だとあからさまにイライラしてしまうかもしれないけれど、そんな苦労をもって仲間同士支え合う事やそれがボーダーや己の為になる事を、木虎も学ぶ事になったら良いかもなぁと思ったりします。

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しかし詳しくはない半端者です。基本好きなものを気の向くままに。

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